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演歌歌謡曲を制作する側が、世代間の手を離してしまっているかもしれない。

最近の晩酌のお気に入りは「尾鈴山 山ねこ」だ。

下北沢の行きつけの「Perry's Bar」のマスターに教わった焼酎だ。

と言いつつも、普通に居酒屋や割烹店などでよく目にする焼酎なので、希少価値があったり高価であったりしないが、飽きのこない味が魅力だと思う。

それと香りが売りらしく、芋焼酎らしいフルーティな香りも疲れ切った脳を癒してくれる。

ロックでも水割りでもお湯割りでもいける気軽さもカジュアルでいい。



その下北沢の「Perry's Bar」であるが、住宅街にあり特に宣伝もしていないので、Google検索しても出てこない。

かれこれ17年くらい営業しているそうで、内装もそのままで時の止まったような店だが、そこがまたいい。



話はかわるが、演歌歌謡曲は「不倫」をテーマした曲が少なからずある。

もちろん、歳をとれば家庭をもっている可能性が高いから、そこから恋愛をテーマにしてみたら、自然と不倫になってしまう。

歳をとっても、たくさん恋愛して、わくわくドキドキして生きることは、それはそれで素晴らしい。

もちろん、本当に不倫をしたらダメだが、あくまでイマジネーションとしての恋愛なら、という前提であるが。

だが、その子供世代(と言っても20代から40代)に受け入れ難い部分もあるだろう。

恋愛も結婚も子育ても初めての体験が続く世代には「不倫はちょっと…」であろう。

初めての体験の連続で、夢のような怒涛の日々を過ごしているのだから。



残念なことに、演歌歌謡曲は、世代間で断絶されたシニア世代特有の音楽と思われているかもしれない。

しかし僕は、ド演歌特有の「ブンチャカ」サウンドや、ゆっくりしたテンポ感や、独特のこぶしや、その他もろもろのメロディや歌唱法やサウンドに、問題があるようには思ってはいない。

やはり、世代間で共有できるテーマの歌詩がもっとあっても良いと思っている。

たとえば、家族愛だ。



20代で「兄弟船」をカラオケで歌う人が意外と多いとの話を聞く。

もちろん、仲間と違った曲を歌ってウケを狙っている部分もあるだろう。

父親の十八番で自然に覚えたのかもしれない。

ただ、家族愛がテーマの詩と、演歌にしては勢いのあるサウンドも、それを選択して理由にあると思う。



逝ってしまった愛する人に贈るラブソング、をテーマにしてもいいと思う。

若い世代であっても、肉親、親戚、友人、知人などの、愛する人がいなくなってしまった喪失感に苦しんでいる人も多い。

そういう人の心に寄り添う歌がもっともっとあっても良いと思う。



演歌歌謡曲を制作する側が、世代間の手を離してしまっている状況を僕は憂いている。

こちらから手を差し伸べることが、演歌歌謡曲の世界でご飯を食べさせていただいる者の使命かもしれない。

僕が下手なりに、歌詩を書いているのはそんな理由だ。

編曲家としても二流三流なのに、生半可な覚悟(そうではないのだが)でいろいろ手を出すな、という批判も甘んじて受けようと思う。

世に問う良い歌詩を書ける力量がないのが、なんとも歯がゆいが、ただただ続けていこうと思っている。



演歌歌謡曲業界の界隈がザワついている。

なぜ、演歌歌謡曲業界の界隈がザワついているかというと・・・

今年、日本作曲家協会日本作詩家協会の共催で行われる「ソングコンテストグランプリ・2017」において、グランプリ曲が「鳥羽一郎」さんの新曲として日本クラウンより発売されることが決定しているからだ。

演歌歌謡曲業界において、作詩と作曲が分業化されている関係で、作詩部門の募集で2編の最優秀詩を選び、それを課題詩にして作曲部門の募集を行い、最終的に2曲のグランプリ曲が選ばれる。

若い方でたまたまこの記事を見て、鳥羽一郎さんを知らない方がいたら、これを機会にぜひ歌を聴いてみて欲しい。

演歌歌謡曲業界では最も重要な歌手の一人なので、演歌が苦手な人も知識だけでいいから知っていて欲しいと思う。

トピックスは誰でも応募できることだ。

作詩部門の募集は今月いっぱいで終了する。

この記事を見て初めて知った人で作詩ができるなら、躊躇せず応募した方が良いと思う。

たとえ異なるジャンルの音楽の方でもだ。

演歌歌謡曲業界は変革の時代に入ってきているので、新たなる才能は大歓迎だ。




恥かしながら、作詩が本業の方に申し訳ないと思いつつ、作編曲が本業なのに作詩部門に応募してしまった。

自信はあるわけがないが、とにかく全力で書いたので、結果はどうあれうまい酒が飲める。

と、思うことにする。

「過圧縮ポップ」と「圧縮歌謡曲」

僕は、Kindle Paperwhiteというタブレット端末を持っているが、これは電子書籍を読むことに特化している。

読書好きな僕としては、本の保管場所を考えなくて良くなり、若干は安く書籍が購入できるので非常に重宝している。

今の季節は、晩酌の焼酎お湯割りをチビチビやりながら、Kindleでの読書が格別だ。



それはさておき。

自分で言うのも何だが、僕のアレンジの特徴は展開が多いことだと思う。

1曲の中にいろいろな要素を入れて混ぜ合わせて、先の読めない驚きのある展開を目指している。

あくまで「目指している」のであって、あんまり売れていないところをみると、まだまだ研鑽が足りないのかもしれないが・・・

まあ、そこは置いといて、録音された音楽を聴く行為を「価値ある体験」と感じてもらうために、アレンジャーとしてできる答えの一つとして、チャレンジしている。

と言っても、演歌や歌謡曲のように主にシニア層のための音楽では、過剰に刺激のあるものより、じっくりと心に沁みるような情感のあるものを聴きたいと思っている人も多いようだ。

もちろん、僕のクライアントはそこがよく判っているいる方達だ。

しかし、その方達も、これからのシニア層に対して曲作りも同時に考えているようだ。

これからのシニア層の特徴として、ビートルズの洗礼をうけたり、GSやロックバンドを組んだりの楽器演奏のできる人達であったり、フォークの弾き語りに憧れた人達であったりする。

アメリカやイギリスのチャートを追いかけてきた、洋楽が好きな人たちも多い。

50歳半ばの僕としては、自分達の世代のための曲作りを積極的に考えても良いのではないか、と思う。

これからの歌謡曲や演歌や流行歌として。



ところで、過圧縮ポップという音楽のスタイルがあるそうだ。

以前の記事でも書いたが「ヒットの崩壊」という本が最近評判を呼んでいる。

そこに「過圧縮ポップ」という言葉があったが、ジャンルというよりスタイルというべきか、手法に近いというか、新しい概念だと思う。

簡単に説明すると、最近のアイドル系の楽曲などで、情報量を大量に詰め込み、転調やギミックやメロディの急激な飛躍などを駆使し、様々なジャンルの要素を意識的に混ぜ込んで、言うなればジェットコースターのような楽曲のことだ。

件の本によると、「過圧縮ポップ」は、いい意味でガラパゴス化している現在のJ-Popシーンにおける、海外に通用するオリジナリティとのことである。

考えてみると、アニメの劇伴(劇中伴奏音楽)は短い尺の中に、動画の動きに合わせて目まぐるしく展開する音楽が印象的だ。

当然、日本のアニメが好きなら、それを「Cool!」と感じる外国の方も多いであろう。



僕はアニメの劇伴作家でもないし、J-Popでなく歌謡曲のアレンジャーだ。

しかし、シニアの方々も子供世代や孫世代との交流のなかで、自然とアニメやアイドルやJ-Popを目や耳にすることも多いように思う。

そして思うのは、僕は松井誠さんという、大衆演劇スター出身の俳優の方の舞台の音楽をかれこれ12、3年作らせていただいているが、その舞台音楽はノージャンルでなんでもありなのだ。

観客は主にシニア層で、芝居は時代劇なのだが、演歌あり、ハードロックありの、テクノありの、EDMありのごちゃ混ぜを、どんどん展開させていく音楽を求められ、また作りまくった。

そこにストーリー性があれば、ジャンルなんか関係なくて、なんでもありだ。

というわけで、そこで鍛えられたので「圧縮」するのは得意だ。

「過圧縮ポップ」ほどの過圧縮は、今の歌謡曲を聞く層には激し過ぎて受け入れられないと思うが、「圧縮歌謡曲」くらいなら、むしろ歓迎されるのではないだろうか。

どんどん展開する中で、歌詞とメロディーと相俟って劇的要素が高まれば、ワクワクドキドキの喜怒哀楽のある「コト体験」は、単に再生して聞くだけのことでも「価値ある体験」になるのではないだろうか。

僕の独りよがりでなくて。



そんな感じで、理想は高く持って、音楽バカなりに仕事に打ち込んでいるわけだ。

師匠も先輩もいない、よく言えば一匹狼、悪く言えば変人なので、当たって砕けて何も問題ない。

というわけで、今日も晩酌チビチビやって「ヒットの崩壊」を、読んでみるとしよう。



ところで、元NHKアナウンサー吉川精一さん歌唱、たきのえいじさん作詩作曲、そして僕が編曲した「津軽半島」という曲が、今日YouTubeにアップされた。



しみじみと心に沁みる、どちらかといえば演歌であるが、展開は多めでいろいろチャレンジしてみた。

よろしかったら、ご視聴ください。

電気の質って大切かも。

今回の記事は少々マニアックなので、ご覚悟のほどを。



家のコンセントの電圧を毎日計る人はあまりいないと思うが、僕はほぼ毎日計っている。

以前、仕事で使うアナログ系の録音機材のヒューズが飛んだことがあり、その時給電されている電圧が本来100Vのところ107Vだったことがあるからだ。

早速、東電に連絡をとったところ、サービスの方が電力メータのところで計ったところ、電圧が214Vとのことだった。

ほとんどの住宅では、メータから分電盤までは200Vで給電されるのであるが、それにしても214Vは高いのではないかと心配になった。

サービスマン氏によると、電気事業法施行規則というもので、100Vは101±6V、200Vは202V±20V、で給電するように定められているとのことで、ぎりぎりその範囲にあてはまるとのこと。

ただし、107V、214V、が続くようなら何らかの対策をするとのことだったので、電圧を計る習慣ができた。



それを機にいろいろ調べてみたが、近所に太陽光発電をしている事業所や住宅が多いと、晴れているとその地域の電圧は高めで推移するとのことがわかった。

今いる地域は、南斜面のあるちょっとした高台で、確かに太陽光発電をしている住宅が多いように思える。

太陽光発電は、送電線の電圧との差を利用して電気を供給することで、売電メーターが上がる仕組みなので、発電した電圧を高めにしないと、電気が売れないそうだ。

確かに、計ってみると104V、208Vあたりで推移することが多い。

この位の電圧の高さでは、ちょっと東電に対策を依頼するのは難しいかも。

問題は天候によって、数Vであるが電圧変動あることだ。

電圧が107Vあたりの高さの時もあるので、そういう日は極力アナログ系の機材は使用しないようにしている。

風力発電も電圧の差で送電線に送るとのことで、僕らの仕事に関しては、太陽光や風力など安定しないエネルギーで発電した電気は、過去の電気より質が落ちていて、少々具合悪いことになっている。

我が家も最近スマートメータに付け替えたが、東電もスマートグリッドを導入して、コンピュータで電気供給網を管理しているとのことなので、地域や出来れば戸別に電圧変動を調節できる機能をつけてもらいところだ。

東電さん、期待してますよ。



コンピーュタなどのデジタル系はスイッチング電源なので、電圧変動に非常に強いのであまり心配はいらないようだ。

しかし、僕たちの仕事はコンピュータのパフォーマンスに左右される部分が強く、またカミナリや急な停電に対処するために、より安定化を目指しUPSを使用している。

また、より安全で安定供給の常時インバータ給電方式のUPSを使用している。

バッテリーを充電しながらそのバッテリーから給電される方式なので、送電線から一旦切り離されるので、安定度は高い。

少々高価なのでしばらく悩んだが、コンピュータのパフォーマンスは確実に上がるので、仕事でコンピュータを使う人には、お薦めだ。

デジタル機器といえども、ロジックがデジタルなだけで、内部の演算やデータの受け渡しはパルス波形の電圧変動のアナログ信号処理で行われるので、電源が非常に大切だということが、UPSを導入して身にしみた。



まあ、硬い話を諸々書いてきたわけだが、ぶっちゃけて言えば、現代社会は電気の質に左右される脆いインフラで成り立っている、なんて偉そうな大言壮語してみたりして。

チャーハン恐るべし

我が家は子供のいない共働き世帯だが、女房は通勤で僕は自宅スタジオでの仕事だ。

夕食は女房の手料理が多いが、朝食と昼食は自炊することが多い。

炭水化物を控えるために、ここのところ我が家ではご飯を炊くことは滅多にない。

しかし、仕事で頭の燃料が切れると効率が悪いので、昼食は発芽玄米のパックご飯を食べたりしている。

一応の栄養のバランスを考えて、野菜や、キノコや発酵食品などの菌類を多く摂るようにしている。

が、正直作るのも食べるのも面倒くさい。

正確には、料理は好きなのだが、作ることで仕事のペースが乱れて、それを元に戻すのが面倒くさい。

なんで人間は腹なんて空くのだろう。




ある時、チャーハンが、手早く作れて野菜などをたくさん入れられて、意外と便利なことに気がついた。

それも納豆チャーハンにはまってしまった。

作ったことのある人はわかると思うが、加熱して水分を飛ばすので、思った以上にたくさん野菜などを入れられる。

卵と納豆を入れれば、良質なたんぱく質も摂れて、これは栄養的に完全食じゃないか。

下ごしらえ入れて10分くらいでできるし。




物事を突き詰めることが好きな僕は、それから毎日のように納豆チャーハンを作り続けた。

また、試行錯誤することも好きなので、敢えてレシピなど検索せず、失敗を繰り返しながら作り続けた。

納豆は味付けせずに、最初に卵とご飯と炒めて、水分を飛ばして味を凝縮させた方が美味しいようだ。

糸もひかないし。

野菜は最後の方に入れて最強の火力でさっと炒めた方が、水分が出ない上に、野菜の歯ごたえを失わずに済むようだ。

味付けは完成直前にした方が、塩分で野菜から水分がでてこなくて良いようだ。




問題はご飯がなかなかパラパラに仕上がらないことだ。

発芽玄米を使うせいもあるかもしれないが・・・

電子レンジで加熱する時に、パックのシールを完全に剥がして水分を飛ばしてみた。

ほぐしてから電子レンジに入れてみた。

他にもいろいろ試行錯誤をしてみたが、どれも上手くいかない。




自分に負けたみたいで悔しいが、覚悟を決めてレシピを検索してみた。

すると、パックご飯のサトウ食品のサイトのでチャーハンのレシピがあったので、よく見てみると、

「ごはんは電子レンジで加熱せず、ほぐしてそのままご使用ください」

の文字が・・・。

ショックを受けつつも、納豆チャーハンを食べた直後にも関わらず、検証のために再び作ってみた。

あれほど悩んでいたご飯のパラパラ感が、あっけないほど簡単に達成されてしまった。

いやはや、発想力を売りにしていたつもりが、実はつまらない固定観念に縛られていたという情けなさ。

そして、腹一杯なのに、敗北感に打ちのめされつつ、再びパラパラの納豆チャーハンを腹に詰め込むことになった。


ラテン音楽は体験型エンタテイメントだろうか?

昨日は久しぶりに休肝日にした。

休肝明けの今晩は何飲もうかと、今からちょっとワクワクしている。

ウイスキーのロックもいいけど、赤ワインもいいなぁ・・・

なんて、ああでもない、こうでもないと。




ラテン音楽といえば、南米の陽気な音楽を思い浮かべる人も多いだろう。

それは間違いではないが、アフリカからの奴隷貿易の中継点だったキューバから、北中米南米各地に奴隷と共に広まった、アフリカの主にバントゥー系民族の伝統音楽をベースとして、その貿易を行っていたスペインやポルトガルの大衆音楽や、労働先プランテーションの原住民の伝統音楽などと融合した音楽、とのことである。

あるラテン系ミュージシャンの受け売りであるが。

日本では不思議とブラジルの音楽は、ラテン系と見做されないことが多い。

中南米カリブ海諸国でスペイン語圏でないのは、ポルトガル圏のブラジルと英語圏のジャマイカである。

スペイン本国のフラメンコを含めて、スペイン語圏の音楽のみをラテン音楽と考えている日本人は多いようだ。

ブラジリアンミュージックは、サンバなど野外の行進やカーニバルの踊りを目的としたダウンビート(表拍子のグルーブ)のノリが多いが、スペイン語圏のキューバなどカリブ海諸国や中南米は、ルンバやマンボなど酒場で踊ることを前提とした、アップビート(裏拍子のグルーブ)のノリが多い、という違いがある。

日本において演奏する場所や楽しみ方の違い、演奏楽器の違いなどから生まれた区別かもしれないが、僕的には「ちょっとなぁ・・・」という感じだ。

また20世紀になって、主にニューヨークで中南米系の移民が商業音楽として確立した、洗練されて現代的なニューヨークラテンと呼ばれる音楽もあり、ラテン音楽は定義付けが不可能な多様化と混沌の文化を表現する、奥深く魅力的な音楽だ。

ただ、そのすべてに共通するのは、みんなで演奏し、みんなで歌い踊り楽しむ、体験型の音楽であることだ。



僕がアレンジャーとしてベーシックなリズムセクションを考える時、4リズムと言われるドラム、ベース、ギター、キーボードを先ず考える。

しかし、ラテン音楽ではベース、ギター、キーボードは共通でも、コンガ、ボンゴ、ティンバレスなどのパーカッショニスト3人以上必要だ。

サンバでも、パーカッションはスルード、カイシャ、パンデイロ、クイーカなど、これも3人以上必要であろう。

経済的に言えば、ドラム一つで出せるグルーブを、なぜ大人数で演奏しなければいけないかを考えてしまう。

実際、腕の良いドラマーであれば、マンボでもサンバでも、そのフィーリングとグルーブを表現することは可能だ。

可能であるが、しかし「なんちゃってラテン」になってしまう可能性はあるように思う。

ラテンフィーリングのジャズやポップスに聞こえてしまうかもしれない。




ラテン音楽の魅力は、一人でできることを分業してみんなで楽しむことだと思う。

大きいグルーブをコンガ、細かいグルーブをボンゴ、フィルインなどの変化をティンバレスなどに分業して、それぞれのグルーブの揺れが、心地よい人間くさいグルーブとなって人の心を揺さぶるのであろう。

また、リードボーカルがクラベスを叩いたり、ホーンセクションが吹いてない時にコーラスしたり踊ったり、クラシックやジャズの真剣勝負的な世界と違った「緩さ」も魅力だ。

演奏者はアンサンブルの役割をシェアすることで、頑張って演奏するのではなく、楽しんで演奏するわけだ。

時には自分のパートの役割を、他のパートの人に任せて休んだり楽したりすることも、一体感を持って演奏する上では必要なのかもしれない。

そして、オーディエンスは演奏中も、一緒に歌ったり、踊ったり、演奏者と一体となって音楽を楽しんでいる。

こういったラテン音楽を、生演奏ではなく録音するのも意味あることだ。

とりあえずのパーティーや酒場で騒ぐ時などに、生演奏の代わりとして再生されるからだ。




自己表現としての音楽は、その世界観の共感者が多ければ非常に意味あることだが、一つ間違えれば単なる承認要求の独りよがりで終わってしまう場合もある。

堅苦しく考えずに、先ずはみんなで演奏し、みんなで歌ったり踊ったりして、みんなで楽しみをシェアするエンタテイメントも、人生には必要かもしれない。

音楽をつい一生懸命に頑張ってしまう日本人には、こんな感じのいい意味での「緩さ」が、時には必要に思う。


今更ながら「モノからコトへ」

ワインとか泡盛とかスコッチとか色々書いてきたが、最近は冷え込みが厳しせいか、歳のせいか、焼酎のお湯割りばかり飲んでいる。

最近のお気に入りは「問わず語らず名も無き焼酎」

どんな料理にも合う、シンプルな味わいが気に入っている。



ところで、時代は「モノからコトへ」と価値観が変わってきているそうだ。

ざっくりと言えば、ブランド志向のモノを消費するライフスタイルから、体験する事の重きをおくライフスタイルに、現役世代の価値観が変わってきたという事であろう。

最近注目されている「ヒットの崩壊」という本を読んでみた。

全体として興味深い内容だが、ここで語り始めるとキリがないので、気になったことを書いてみる。

音楽をビジネスとして考えれば、文化的な「モノ」としてのCDヒットは、投票権とか握手券とかの「オマケ」に依存しなければありえない時代になり、体験として「コンサート」「ライブ」「音楽フェス」に、消費の傾向が変わってきているそうだ。

よく考えてみれば、投票も握手も体験だし・・・

そして体験には、楽しみを増幅する「SNS」という仕組みがある。

その体験を、リアルタイムでシェアしたり交流したりできることで、より思い出深い体験になるであろう。

また、画像や動画としてその思い出を反芻することも可能である。




僕は、思うところがあってFacebookもInstagramもやっていないし、Twitterもかれこれ3年ほど更新していない。

そんな僕が語る資格があるかわからないが、「コト」消費への時代の流れは作編曲家として日々の仕事の中で実感している。

先ずは原盤制作費が下がってきているので、スタジオミュージシャンを使っての生音での録音する機会が減り、コンピュータによる「打ち込み」を主として、一部生音で差し替える手法が多くなってきている。

特に、人数とスペースが必要なストリングスとホーンセクション、また強音楽器で強力な防音が必要なドラムやパーカッションなどを使うことは、予算的にかなり厳しい状況になっている。

マンションの一室に制作スペースと2畳程度の簡易防音ブースがあれば、それなりの機材に投資が必要だが、メジャークオリティの音楽を作ることが可能であるからだ。

また、双六で言えば「上がり」であるレコーディング専門のスタジオミュージシャン達は、コンサートツアーなどの方が予算を持っているので、そちらの仕事が多くなっているそうだ。

また、商業スタジオの閉鎖や合併も多くなってきて、経営が厳しい話も耳にする。



しかし、それは全てをネガティブに捉えることだろうか。

体験として音楽を楽しむことは、原点回帰であるので、音楽家として望むところではないだろうか。

今までの手法が時代遅れになるだけで。

何もフェスやコンサートやライブだけが、音楽の体験ではないと思う。

よく考えてみれば、CDだろうが、YouTubeiTunesSpotifyPrimeMusicだろうが、TVやFM放送でも、それを聞いている時は体験に違いない。

問題は、多くの人が音楽だけの体験では価値が足りないと感じているので、その時でしか味わえない何か、例えばライブ演奏やダンスなどが必要なことであろう。

それが停電とか、開演時間の遅延とかのハプニングでもいいのかもしれない。

僕らは、そこを如何に価値のある体験にするか、その工夫に知恵をしぼらなければいけない。

というか、それができない人材は淘汰されてしまうのであろう。

ノンアルコールビールをチェイサーに。

ノンアルコールビールのネタを引っ張ってしまって恐縮だが・・・

今まで散々ワインのことを書いていながら、最近はシングルモルトのウイスキーに凝っている。

本当はロックで飲みたいところだが、ついつい飲み過ぎるので、水割りやハイボールにして飲んでいた。

ロックに水のチェイサーで飲めばいいのだが、水を飲むのに飽きてしまってロックの方を飲み過ぎるパターンが多かった。

ふと気がついたのだが、チェイサーは別に水じゃなくても、ノンアルコールビールでもいいのかも。



知り合いで、ウイスキーのロックのチェイサーに芋焼酎の水割りで飲む豪快な人がいる。

また、ワインのチェイサーにビールを飲む知り合いもいる。

上記の飲み方を試したところ「目先を変えて飲む」ことで、惰性でのダダ飲みが無くなり、意外と飲み過ぎたり悪酔いしたりしないことがわかった。

日々の寝る前の脳ミソのクールダウンのために飲むには、たとえ気分が高揚していても、程々の酔いで済ませたいところだ。

目先を変えて飲めて、ウイスキーのロックのチェイサーになって、そして程々の酔い心地となると、ノンアルコールビールをチェイサーにするのがベストに思える。

ということで試してみると、これが結構いける。

本当のウイスキー好きには怒られそうな飲み方だが、僕だってとっておきを飲む時や、バーで渾身の一杯をオーダーする時は、ストレートに水のチェイサーで真剣勝負する。

でも、家飲みは気楽でリラックスするのが一番。

ということで、ネット通販でノンアルコールビールの箱買いを続けている。



豆腐ダイエット

ここのところ、1日の歩数が600歩程度の日が続いている。

死ぬ程忙しい訳ではないが、そこそこ忙しい。

僕の仕事は、忙しいと家に引きこもり状況になってしまう。

それはそれで、ありがたいことなのだが、問題は運動不足になることだ。

僕らの業界では、忙しくなって糖尿病を患う人が多い。

運動不足で、制限無く飲んだり食べたら、確かに糖尿病リスクが高くなると思う。



前回の記事にも書いたが、ビールなどを調子にのって飲むと大変なことになるので、糖質やプリン体ゼロの、ノンアルコールビールを飲んだりして対処してきたのだが・・・

やっぱり、腹まわりが大変なことになってきた。

かんたんなストレッチや筋トレはしているのだが、まとまって運動する時間がとれないので、他に何かしないといけないようだ。

ということで、止むなく食事でダイエットをすることにした。



糖質の制限は、習慣としてパンや麺類を止めたりしてある程度しているが、どうやら徹底して制限すると脳が燃料不足になって仕事の能率が落ちるとのこと。

そこで始めたのが豆腐ダイエット

毎食、豆腐を食べると言うのではなく、1日のうち1食か2食。

他のおかずなどは制限せずに、量を食べる。

しかし、糖質の多いじゃがいも、人参、たまねぎ、トマトなどは避けて、味付けも砂糖や味醂などは避ける。

ご飯の替わりに豆腐を食べる、というイメージだ。

昼食はエネルギーほ補充する意味でご飯ものを食べるが、できれば発芽玄米とか五穀米とかを食べる。

豆腐は、冷や奴以外にも、湯豆腐、豆腐ステーキ、鍋にしたり、いろいろ食べ方にバリエーションがあるので、工夫次第で飽きずに続けられることができる。



そこで、その効果だが・・・

少しだが、1ヶ月で3kg程痩せた。

腹回りが少々細くなり、入らないでショックを受けていたジーパンが入った。

本当は気候も良くなってジョギングを再開したいのだが・・・

いろいろ欲張って二兎追いせず、豆腐ダイエットで健康を維持しつつ、より一層仕事に集中しようと思っている。

というか、ここで集中力が切れて仕事のクオリティが落ちたら、今後の音楽人生は終わってしまう・・・



ところで、ノンアルコールビールはキリンのパーフェクトフリーを箱買いで継続中だ。

サントリーよりキリンのノンアルコールビールの方が、味が好みだ。

苦みフリークの僕としては、より苦い方を選ぶということかな。



ノンアルコールビール導入(その2)

前回に続き、ノンアルコールビールについてもう少し深堀りしてみる。

予告通りに、キリンフリーを試してみた。

最初の1本が美味いのと、飲み続けて飽きのこないはイコールではないので、ケース(24本)で買ってみた。

もちろん、前回のサントリーオールフリーはケースで飲み切った訳だが、物足りないなりに飽きのこない味で、悪くないと思った。

さて、そのキリンフリーだが、それをバージョンアップしたらしいパーフェクトフリーという新製品が発売されていて、Amazonでキリンフリーより売れ筋の扱いなので、そちらを購入してみた。

オールフリーよりホップの苦みがきいていて、苦み好きな僕としては、先ずの一口目は気に入った。

オールフリーより若干甘みを感じるのだが、たぶん苦みとのバランスでの甘みを多くしたのだと思うが、僕としてはちょっと惜しいかな、と思った。

万人向けを考えれば、僕のような甘さ嫌いの苦みマニア(?)向けの味には作れないのはしょうがない。

しかし、しょうがないなりに割とイケてるように思う。

後は飲み飽きないかどうかだ。

24本飲み切ったら続編を書こうと思う。

Appendix

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Deep寿

Author:Deep寿
フリーランスの作編曲家
たまにピアノ弾き

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