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いい仕事して美味い酒を飲むこと


最近、ちょっと反省していることがある。

僕は1日の多くの時間、コンピュータを使用して仕事をしている。

なので、コンピュータに強いと思いこんでいた。

メモリーやHDD、SSDの増設や、インターフェースのセッティングなどのハード面も、多少は解っているつもりだ。

使用する主なソフトは、ProToolsHDか、Sibeliusか、ときどきsoundBladeSEだ。

書類を作るのに、Pagesか、Wordくらいは使う。

しかし、音楽制作以外の効率化については何にも解っていなかったようだ。



近年は、AWS(オーディオワークステーション)やソフトインスツルメントやプラグインの音質や表現できることの幅が広がり、いままで無理と諦めていた部分も打ち込めるようになってきた。

反面、クオリティーを上げようと思えばどこまでも作り込めるので、作業時間は増える一方だ。

我々の世界は、厳しい価格競争に晒せれており、クオリティーを上げて勝ち抜いてようやく現状維持、できなければ値下げしかない。

もちろん、テンプレートを作ったり、ショートカットを使用したり、音楽制作の作業効率を高める工夫はしていた。

しかし、今では音楽以外の事務仕事の時間の浪費について、認識が甘かったと思っている。



若手の作曲家やアレンジャーのブログをみると、個人事業主向けのクラウド会計ソフト、名刺管理ソフトなどを使って、音楽制作以外の事務作業の効率化を、当たり前のように行っている。

やはり、僕は若ぶっている昭和の痛いオヤジなのかもしれない。

確定申告は、領収書と電卓と格闘して膨大な時間を浪費して書いているし、日々の帳簿も付けずにドンブリ勘定だ。

名刺は電子保存は辛うじて行っていたが、交換した名刺の管理が甘く、いまひとつ関係性を思い出せない名刺も多い。

人のつながりの認識が甘いと、仕事の幅が広がらずに、身近で楽な人間関係に終始してしまうような気がする。



ということで、クラウド会計ソフトを導入した。

銀行口座だけでなく、電子マネー、PayPal、クレジットカード、amazonや楽天のアカウントと同期して、データ化される。

レシートや領収書もスマホで撮れば、それもデータ化される。

勘定項目も自動化が可能なので、音楽制作特有の経費の勘定項目を覚えさせる手間が最初だけかかるが、後は楽勝だ。

複式帳簿も簡単に作れるので、青色申告時に65万円の控除が受けられる。

現在の損益がすぐわかるので、ソフトインスツルメントやプラグインなどは、セールで安いから買う、ではなく必要だから買う、への意識の転換ができるようになった。



つくづく反省するのは、変な職人気質で音楽以外の雑用に関心持たずに、根性や気合でどうにかなるように思っていたことだ。

いい仕事を継続的に続けるには、仕事を効率化し、頭の中やコンピュータの中や身の回りを整理整頓して、クリアな頭と環境で仕事に臨むことが大切だと思う。

それと、今までやってきたやり方や、年齢や世代や、くだらないプライドに拘らずに、いいものは素直に取り入れることが、結局は自分を助けることになると思う。



最近のお気に入りは、琉球泡盛多良川の「琉球王朝」だ。

締めに、いい仕事して美味い酒を飲むこと、なんてわざわざ書きたくなるのが痛い昭和なオヤジなのかもしれないが。


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