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なんでミュージシャンなのか?(その5)

最近、ここ3年くらい、赤ワイン(ボルドー系のミドルとフルボディ)好きが高じて、赤ワインに合うか合わないかで食べるものを決めるようになった。砂糖やみりんを使った味付けだと、赤ワインの成分のタンニンと非常に相性が悪い。タンニンをわかりやすく言うと、渋柿の「渋い」成分のことだ。海鮮系の生もの(寿司とか刺身とか)との相性も悪く、タンニンの渋さが繊細な生の海鮮の旨味を消してしまい、生臭さばかりが口に残ってし...

なんでミュージシャンなのか?(その4)の補足

前回書いた「なんでミュージシャンなのか?(その4)」において、まるで「ディレクターの言うことを聞くな」的に受け取られかねない書き方をしてしまったので、その部分の補足説明をする。多くのメーカーのディレクターは、アレンジの依頼の前に関係各所の意見を取りまとめて、オーダーをする。その中でも優秀なディレクターは、取りまとめるだけではなく、ビジョンを示して関係各所を説得し、納得させて、創造性のある仕事をする...

なんでミュージシャンなのか?(その4)

プロでもセミプロでもアマチュアでも、情熱と計画性をもって、挫折を乗り越えて音楽を続けることは素晴らしい。しかし、モラトリアムや逃避や依存の罠に嵌って、周囲を巻き込んで不幸の連鎖に陥っている人も時々見かける。挫折の繰り返しの先にあるもの。プロになることが、そのゴールなのだろうか。いや、プロになってからも挫折は続くので、それも通過点なのかもしれない。やはり、挫折は生涯繰り返すもので、そこから立ち上がれ...

なんでミュージシャンなのか?(その3)

楽器が好きで、演奏が好きで、作曲が好きで始めたのに、音楽をすることが嫌になることがある。すでにプロミュージシャンの人でも、それを目指している人でも、趣味で音楽をしている人でも、100%の確率で挫折を経験する。それでも続けている人は、乗り越える努力をしたか、鈍感力を発揮してスルーしたか、敢えて「井の中の蛙」を選択したか、だいたいそれの何れかであろう。前回「なんでミュージシャンなのか?(その2)」に続きで...

なんでミュージシャンなのか?(その2)

前回「なんでミュージシャンなのか?(その1)」の続きで、今回は「楽器を弾き続ける動機」について書いてみよう。その動機は大雑把に分けて、3つのタイプがあるように思う。1、演奏する仲間との時間を楽しく共有したり、観客と一体となり喜びを分かち合うライブを行ったり、コミュニケーションが動機で楽器を弾くタイプ。簡単に言えば「ノリの良い人」。2、人から注目され、賞賛されるような、他者に影響力を行使することが動...

なんでミュージシャンなのか?(その1)

当たり前の話だが、ミュージシャンは誰でも楽器を弾くきっかけがあるはずだ。僕は親に物心がつく前に無理やりピアノを弾かされたらしい。両親ともにミュージシャンなので、生活のなかで楽器を弾く行為は、当たり前のことだったのだろう。楽器を弾きこなすためには、辛い反復練習がある一定期間必要だが、子供のの頃にそれを叩き込むつもりだったのだろう。練習しないと叩かれたり、ご飯抜きにされたり、とにかくピアノを弾くことは...

情報は取りに行くもの?

僕らの世代は、情報は教えてもらうもの、という感覚があるかもしれない。何か情報が欲しい時は、師匠や、先輩や、教師や、親や、友人に、先ずは教えを請うことを考えるような気がする。それには、教えてもらうことより先に、良い人間関係が必要だ。良い人間関係があることが、良い情報を得るという価値観が、根強く染み付いている気がする。それはそれで正しい面もあるのだが、反面、情報の内容が偏りやすいという問題がある。物理...

いい仕事して美味い酒を飲むこと

最近、ちょっと反省していることがある。僕は1日の多くの時間、コンピュータを使用して仕事をしている。なので、コンピュータに強いと思いこんでいた。メモリーやHDD、SSDの増設や、インターフェースのセッティングなどのハード面も、多少は解っているつもりだ。使用する主なソフトは、ProToolsHDか、Sibeliusか、ときどきsoundBladeSEだ。書類を作るのに、Pagesか、Wordくらいは使う。しかし、音楽制作以外の効率化については何...

諦めが悪い。

楽器を歌うように弾くなんて言い方があるが、歌うようにコンピュータにデータを打ち込むとはあまり言わない。あまり大きい声で言うと恥ずかしいが、僕は歌うようにを打ち込みたいと真剣に思っている。感情表現など心の動きを数値化したりするノウハウは身につけたつもりだ。しかし、先ずは自分の頭の中で打ち込みたい楽器のフレーズが鳴らなければ始まらない。そして悲しいことに、そのフレーズがダサかったらそのノウハウはまった...

現状を維持すること。

例えば、久しぶりに訪れたお店の味がなんか落ちたなと思うこと。落ち着けるバーだと思っていたのに、内装が変わって客層が変わり、騒がしいお店になってがっかりしたこと。役者や歌手の公演に行って、以前より芸の力が落ちたな、と感じたこと。きっと多くの人が感じた経験があることだと思う。知り合いのミュージシャンのライブに行って、腕が落ちたりとか、チャレンジが無くなってつまらなくなったりとか、そんな時はこんな僕でも...

インプットとアウトプット

音楽業界のエンジニア系の方には、インピーダンスとかデジベルとかの言葉を連想させるタイトル。しかし、これから書くのは、ご想像どおり「クリエイト」についての話だ。結論から言えば、良いインプットがあればアウトプットも良くなるということ。よく考えれば、エンジニア的にもインピーダンスのマッチングが合っていて、適正な入力レベルが良いアウトプットになるので、電気信号的にも、脳内科学的にも、きっと哲学的にも、良い...

最近のリスナーは耳が肥えてきてるのだろうか?

ソニーのハイレゾ対応のウォークマンが人気だそうだ。ハイレゾとはハイ・レゾリューションの略で、高解像度という意味だ。CDの規格はビット深度が16bit、サンプリング周波数が44.1kHzの解像度である。楽曲のマスター音源の解像度は、一般的に24bit/48kH or 96kHzの解像度が多い。レコーディングにおける標準的DAW(デジタル オーディオ ワークステーション)である「Avid/ProTools」はバージョン11になってビット深度が32bitにな...

敢えてミュージシャンとしてジャンルにこだわってみること。

プライベートの時、初対面の人に「お仕事は何をなさっているのですか?」とよく聞かれる。まあ、ひげ面でユルい格好しているので、そりゃサラリーマンには見えないわな。「ミュージシャンです。」と答えると、ほぼ100%聞かれるのは、「どんなジャンルの音楽をやっているのですか?」これには困ってしまう。作編曲の仕事なんて、様々な価値観やニーズに応えられるスキルが命の仕事なのに、ジャンルなんて・・・プレイヤーだって、ロ...

選んだり選ばれたり・・・

昨年、ロイヤルホストの全席禁煙のニュースが話題になっていた。客層を入れ替えるためと言われているようだが、具体的には子連れや3世代のファミリー客や、女性客が増えて客単価が上がる事は見越してのことだと言われている。成功か失敗かはネットで検索しても、それぞれの立場でいろいろ評論されているので、僕には正直よくわからない。ただ、僕が興味があるのはそこではなく「客層を選ぶ」という発想だ。例えば、Apple社のTV-CM...

写真が嫌いだ。

一昨日を休肝日にしたので、昨晩は深酒したのに女房がいつもの時より、気のせいか幾分優しい気がする。気にする位ならやめりゃいいのに、今日も程々には飲むんだけどね。僕は写真が嫌いだ。正確に言えば、写真に映っている自分を見るのが嫌いだ。それを他人に見られるのは、もっと嫌いだ。自分撮りなんて一度もしたことない。何故なら、写真に映っている古い自分が、自分の真似をしている不愉快な他人に見えるからだ。多分、見られ...

フリーランスで生きる事

今回は真面目な話。フリーランスで生きる事。納税の月である3月は、昨年の収支をまとめて青色申告決算書に書き込んで、納税の基礎になる所得の数字を出さなければならない。どうしても過去を振り返ってしまうわけだ。音楽だけでなんとかメシが食えるようになって10年たった。20歳で音楽で生計をたてると決心してから効率の悪いことに23年もかかった。その間はバイトをして食いつなぐわけだが、最後のバイトは溶接工で、レン...

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Deep寿

Author:Deep寿
フリーランスの作編曲家
たまにピアノ弾き

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