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バリカンの上手な美容師

男の50代で、清潔感のあるスタイリッシュなヘアスタイルを考えると、非常に限られてくる。

僕は今年で58歳になるのだが、白髪も増えてゴマ塩だし、猫っ毛でコシがなくなり、額部分は後退し、頭頂も薄くなってきた。

そうなると、ツーブロック一択になるように思う。

両サイドの刈り上げが必須だし、僕は後ろも刈り上げている。

できれば、バリカンが上手な人に刈り上げてもらいたいが、ヘアサロン(美容院)の美容師にはあまりいないように思う。

もちろん床屋に行けばいいだけの話だが、EXILEや三代目のメンバーのようなアスリート的な精悍な感じになるので、僕のようなアラ還のオヤジにはちょっと厳しいかも。

できれば、ヘアサロン(美容室)でソフトで、ちょっぴり男らしいツーブロックにしたいと思う。



僕の毎月行っている近所のヘアサロンの美容師(女性)は、何の迷いもなく、いきなりバリカンでバッサバッサと刈り上げる。

多くの美容師は、ためらいながらチビチビとクシを当てながらのバリカンを使うので、地肌のスケ感が今ひとつだ。

地肌と刈る髪を直視してバリカンを使わないと、あまり男らしさの演出ができないように思う。

床屋的な男らしさは僕には厳しいが、若干の男らしさは欲しい。

やっぱり、つくづく思うが、クシで刈る部分を隠してはダメだ。



ふと思ったが、これからは「バリカンの上手な美容師」の需要が高くなるのではないか。

僕のように考えている40代50代60代の男性も多いと思う。

AI(人工知能)でなくなる仕事のことが日々取り沙汰されている世知辛いご時世だが「バリカンの上手な美容師」はそんな中でも勝ち抜けるスキルではないかと思う。



今日は、そんなこと考えながら「バリカンの上手な美容師(女性)」に髪をバッサバッサと刈り上げてもらっていたわけだ。

オリコン「週間演歌歌謡シングルランキング」23位!「笑顔の花束/藤森美伃(徳間ジャパン)」

先日、僕が編曲をした「笑顔の花束藤森美伃徳間ジャパン)」のプロモーション動画のPV数が伸びている記事を書いたが、昨日発表のオリコン週間ランキングで「週間シングル 118位」「週間演歌歌謡シングル 23位」になった。

その記事に書いたYouTubeの動画のPV数も現時点で12221PVに躍進している。

普通は、リリース日に瞬発力でセールスを出して、その週のオリコンランキングに入るケースが多いように思う。

しかし、2/6リリースで35日後のにオリコンのランキングに入ることは珍しいケースではないだろうか。

これは、藤森美伃さんご本人と作詩作曲のたきのえいじさん、そして徳間ジャパンの3者がタッグを組んだ、プロモーションとキャンペーンの成果だと思う。

関係者の皆さんの努力に頭の下がる思いだ。

藤森さんご本人に今後の動きを伺ったところ、東京周辺のキャンペーンが終わり、これから名古屋や大阪方面にキャンペーンを行い、さらに北陸や東北の方面へ足を延ばす計画とのこと。

まだまだこれからランキングが上がることが期待できそうだ。



藤森美伃さんと、たきのえいじさんが出演している、「笑顔の花束」の歌唱についてレクチャーしている動画があるので、ぜひご覧にになっていただきたい。

サックス奏者の近藤淳さんが、YouTubeで面白いことをやっている。


昨年の夏に、ワイン好きが高じて、22本入りの小さなワインセラーを購入した。

安いワインをワインセラーで一年くらい熟成させて、美味しくなった頃に飲もう、なんてさもしいことを考えていた。

しかし、熟成するまえにどんどん飲んでしまうので、ワインセラーに入っているワインは常時4本くらいで、何のために購入したのやら。

ある時ふと、2、3日でもワインセラーに入れておくと、かなり美味しくなることに気がついた。

赤ワインミディアムボディかフルボディばかり飲んでいるのだが、それらに限ってなのかもしれないが。

14度の定温で、紫外線のカットされた振動のない静かな環境で、何かが落ち着いて味が安定するのかもしれない。

安いワインを美味しく飲むという意味合いで、購入したのは正解だったかもしれない。

ただ、安くて美味しければ、自然と酒量は増えるよね・・・




ところで、仕事で大変お世話になっている、日本有数のサックス奏者の近藤淳さんが、YouTubeで面白いことをやっている。

めちゃモテないサックス Channel5513」という番組名で、昨年の7月から定期的に更新されて、現時点で39回目だ。

「歌心たっぷりのサックス」の演奏と、人柄がにじみでる暖かくて素朴なトークに、誰しも癒されることと思う。

売れっ子ミュージシャンで物凄く忙しいはずなのに、楽しそうに更新し続けているエネルギーと情熱に、ただただ驚くばかりだ。

その第1回目が、こちらだ。



僕の編曲した「笑顔の花束/藤森美伃(徳間ジャパン)」のスポット映像が公開されている


最近、理由がないのに涙がでる。

歳とって涙もろくなったのか。

心が疲れて「うつ」になってしまったのか。

いろいろとググってみたところ、そんな大仰のものでなくて、いよいよ花粉症デビューのようだ。

幼い頃からハウスダスト系アレルギーは強力で、IgE抗体検査350の喘息とアレルギー性鼻炎持ちなのだが、花粉症は幸いなことに皆無であったのだが。

リアルでお付き合いのある方は、花粉症でズルズルにボロボロになっても、生暖かく見守ってほしい。



さて、2月6日に徳間ジャパンよりリリースされた「笑顔の花束/藤森美伃」。

「笑顔の花束」とカップリング曲「東京しぐれ街」の2曲の編曲をさせていただいた。

「笑顔の花束」はファド的世界観を演出した編曲で、ポルトガルギターをフューチャーしているのだが、日本有数のマンドリンプレーヤーの「和智秀樹」さんに演奏していただいた。

そのタイトル曲である「笑顔の花束」の、プローモーション用のスポット映像が公開されているのだが、ありがたいことに、現時点で9223PVに達し、10000PVも間近だ。

演歌歌謡曲系では、短期間でかなりのPV数だと思われる。

このブログを見た方は、ぜひともご覧になっていただきたい。






最近「フレディ」に似ていると言われる。

最近「フレディに似てるね」と言われることが多い。

どうやら、フレディとは「フレディ・マーキュリー」のことらしい。

もちろん僕は、あんなにカッコ良いわけはないし、腹は出てるし、頭髪もさびしいし、足も短いし、共通点はちょび髭くらいだと思うが。

やはり、大ヒット映画の「ボヘミアン・ラプソディ」の影響からか、ちょび髭生やしている人に「フレディに似ている」と言えば、とりあえず場が盛り上がるということか、と思っていた。

僕はその映画を見に行っていない。

屁理屈野郎と思われるかもしれないが、サイドストーリー無しで音楽そのものだけを感じたいという想いがあり、昔からミュージシャンが主人公の映画は見ないようにしている。

もちろん、ミュージシャンとしてフレディ・マーキュリーとクイーンはリスペクトしているし、僕の修行時代には、彼らの楽曲をバンドでコピーしたり、ピアノソロに編曲したり、かなり勉強をしていた。

しかし、ミーハーな妻が1人でその映画を見に行ったらしく、妻にまで「フレディに似てるね」と言われる始末だ。

そこまで言われると、少し思い当たることがある。



30歳台の後半に、ある音楽事務所との契約が切れて(クビになったとも言う)本業だけでメシが食えなくなった頃のこと。

アルバイトで溶接工として工場で働いていたことがある。

あまりの重労働で、ブヨブヨの軟弱な肉体はガテン系の体つきになり、ピアノ弾きなのに指は両手合わせて7本もバネ指になったが、ちょっとのことでは挫けない根性と精神力は養われたと思う。

その時の同僚に、イラン人やバングラデシュ人やパキスタン人がいたが、彼らは顔つきに親近感を覚えるらしく「あんた本当に日本人?僕らの国の人じゃないの?」と良く言われた。

共通するのは、彼らは「アーリア人」。

そういえば、フレディもルーツはインドで、アーリア系だ。

僕の父は関西、母は九州の出身で、先祖にアーリア系の人はいないように思うのだが。



3年ほど前、とあるパーティーでキューバ人のダンサーと隣り合わせになったことがある。

彼に「日本語喋って日本人のフリをしてるけど、本当はあんたキューバ人でしょ」なんて言われた。

えっ、キューバといえば、スペイン系とアフリカ系とネイティブ系の混合した民族の国じゃないの?

調べてみると、ドイツ系などアーリア系の人も多いとのことだ。



どうやら、ちょび髭でなく、顔つきが「アーリア人」っぽい、とのことのようだ。

それがどうした、と言われればそれまでの話だが。

あの「独裁者」に似ている、と言われないだけ遥かに良い。

というか、大変光栄なことだと思うが・・・

しかし、それで編曲の仕事がもっと増えるともっと良いのだがなぁ。

情報は取りに行くもの?

僕らの世代は、情報は教えてもらうもの、という感覚があるかもしれない。

何か情報が欲しい時は、師匠や、先輩や、教師や、親や、友人に、先ずは教えを請うことを考えるような気がする。

それには、教えてもらうことより先に、良い人間関係が必要だ。

良い人間関係があることが、良い情報を得るという価値観が、根強く染み付いている気がする。

それはそれで正しい面もあるのだが、反面、情報の内容が偏りやすいという問題がある。

物理的な意味で、人間関係を築けないところからの情報は得られないからだ。



音楽の作り手として感じることだが、今まで膨大なコストをかけて作り上げていたものが、イコールでは決してないが、信じられないぐらいの低コストで、その近くに辿り着けるようになってきたことだ。

「その近く」が年々どんどん近づいてきて、現時点では薄皮一枚ぐらいの感覚になってきたように思う。

それはテクノロジーの進歩であるのだが、残念ながらそれの発信地は日本ではない。

もちろん日本に先駆的に取り組んでいる人もいるのだが、僕らの世代ではまだ少数であるようだ。

これからは欲しい情報は、国境や世代を超えて取りに行かなければ手に入らない時代になってきたと思う。

もちろん、インターネットを通して情報に接することは可能なので、玉石混交する中で正確な情報にたどり着けるスキルが問われるということだ。

グーグルの翻訳も非常に優秀なので、語学力で劣等感を持ちがちな僕らの世代でも、恐れる必要はなくなってきた。

あとは実践と、スクラップ&ビルトを行う勇気を持つことだ。

今年というよりも、これからも継続して「実践とスクラップ&ビルト」の日常を生きていきたいと思う。

11/21発売「勝手にしやがれ/オッサンズ(川崎麻世・大沢樹生)」の編曲を担当

11/21発売「勝手にしやがれ/オッサンズ(川崎麻世大沢樹生)」の編曲を担当した。

この楽曲は、誰もが知っている沢田研二さんの大ヒット曲をリメイクしたものだ。



元曲の編曲は、僕らアレンジャーにとってカリスマである船山基紀さん。

その船山基紀さんの代表作であり、完璧なアレンジであり、誰もが一瞬にしてわかる物凄いイントロがあり、非常なプレッシャーだった。

どなたか歌手の、昭和のヒットからのカバー曲として、アルバムの1曲であったり、シングルのカップリング曲であれば、どんなに楽だったであろう。

実際、多くのカバーがあり、昭和の代表曲としてカバーすること自体は楽曲に対するリスペクトだと思う。

しかし、誰もが知っている「川崎麻世さん」と「大沢樹生さん」の新ユニットデビュー曲となると、そんな訳にはいかなかった。

普通カバー曲の編曲は、オリジナルな雰囲気をできるだけ残し、元曲に対するリスペクト感を濃厚に編曲するのだが、今回はメーカーのディレクターから、「元曲と全く違う編曲にしてくれ」とのオーダーだった。

あのイントロを変えるのか・・・

納期が厳しかった部分もあるが、プレッシャーからか、ほとんど3日間寝ないで、ただひたすら編曲した。

歌の録音にも立ち会い、ディレクションのお手伝いもした。



普段は歌謡曲や演歌の仕事が多い中で、今回は「大人のロック」。

そして熱い歌唱とサウンド。

ちょっと愚痴っぽく書いたが、本当は望むところだった。

歪んだギターの音も、ハードなドラムサウンドも、本当は大好きだったはずだ。

とにかく、今の自分の全てを出し切ったように思っている。



プロモーション用のスポット映像が公開された。



演歌に使われる意外な楽器(その6)

最近、首都圏以外の方にお会いする時の手土産に「崎陽軒のシウマイ(真空パック)」が喜ばれる確率が高いことに気がついた。

日本の食文化の中心と言っても良い「京都」においても、同様だ。

僕は東京の杉並区で育ったのだが、デパ地下などで母親が買ってくる崎陽軒のシウマイ弁当は、ちょっとしたご馳走であったが特に珍しいものではなかった。

凄く美味しいというわけではないが、冷えても普通に美味しいのが何よりの長所だと思うが。

そして、東京土産ではなく横浜土産だ。

何故なのだろう。

東海道新幹線に乗るための最寄りの駅は「新横浜」なのだが、安直にそこで手土産の「崎陽軒のシウマイ」を購入しているだけなのだが、不思議にすごく喜ばれる。

東北や北陸に行く時にも、東京駅で購入できるのはありがたいのではあるが。

その理由をこ存じの方は、ぜひ教えていただきたい。



さて、演歌に使われる意外な楽器の紹介だが、第6回は「ケーナ(Quena)」だ。

主にフォルクローレの演奏で使用される南米のペルーやボリビアの民族楽器だ。

尺八と同じような構造で、縦笛であり、最上部の切り込みが歌口である。

音色は尺八よりフルートに近い感じで、澄んだ音色で、装飾音やビブラートなどの表現力がすぐれている。

聞いたことのある人も多いと思うが、サイモン&ガーファンクルが歌う「コンドルが飛んでいく」のVocalとユニゾンしている笛が「ケーナ」だ。

それがどうして演歌かというと、どういうわけだか「旅情」を表現するのにピッタリの音色なのだ。

「NHK 小さな旅」のテーマ曲のイメージもあるのかと思うが、イントロの音色はオカリナだ。

ただ、そのオカリナの音色なのだが、通常のオカリナよりケーナ的に感じられる部分もあり、もしかしたらケーナの音色でもそれがイメージできるのかもしれない。

オカリナを吹いたことがある方はご存知だと思うが、音域が狭く、音量のコントロールは難しく、どんなフレーズでも吹ける楽器ではない。

ケーナは音域が広く、音量のコントロールも容易で、大概のフレーズは演奏可能なので、アレンジャーとしては使いやすい楽器である。

他にケーナの音色が旅情を感じさせる理由があるのかもしれないが、理由はともかく、使い方がはっきりしていて、ツボにはまれば大成功する、アレンジャーにとって大切の楽器の1つである。



さて、「ケーナ」はもちろん手練れのスタジオプレイヤーに演奏してもらうのが一番であるが、予算の関係で打ち込む場合、僕のお薦めは、

best service/Ethno World 6 Instruments

これは相当に有名なソフト音源で、特に劇伴(劇中伴奏音楽)関係で持っている人も多いと思う。

これに収録されているケーナなのだが、特に難しいテクニックを必要とせずに「それっぽく」打ち込めてしまう便利なソフト音源だ。

「Ethno World」は他にも使える民族系生楽器の音色が非常に多いので、アレンジャーに必須のソフト音源と言っても過言ではないだろう。

7/17付 オリコン デイリーシングルランキング19位「Soul Cry/Because」

アレンジャーという職業は、縁の下の力持ちだ。

CDなどの音楽制作において、音楽家が関われる最後の仕事であり、アレンジがコケれば、それまでの作詞作曲歌唱演奏に関わった音楽家の努力が水泡になってしまう、非常にプレッシャーのかかる仕事だ。

スポットライトを浴びることは少ないが、作品の最終的な仕上げを行うという達成感も高い仕事でもある。

あまり音楽に詳しくない方に「アレンジャー」という仕事を説明することは難しい。

多くの人には作曲家と編曲家(アレンジャー)の違いはよく分からないようだし、リスナーにとっては多分どうでもいいことなんだと思う。

もちろんそれでいいし、歌手や作詞家作曲家よりアレンジャーが注目されるのは変でしょ。

言ってしまえばアレンジャーは「音楽職人」。

職人は黙って手を動かしていい仕事をすれば、それでいい。



そんな感じで仕事に取り組んでいる中、7/18発売の「Soul Cry/Because」が、7/17付オリコン デイリーシングルランキング19位になった。

18日発売で17日でランクインということは、予約だけでランクインしたのだろうか。

このCDはタイトル曲の「Because」カップリング曲の「あなたに愛されて」共に編曲を担当した。

20年ほどのアレンジャー人生で数だけは作ってきたが、週間ランキングベスト200の下の方に載ったことは少々あるが、僕の編曲した作品がオリコンのデイリーランキングに載るのは初めてだ。

当代の売れっ子アレンジャーにとっては「だからどうしたの」的なことだと思うが、それでも素直に嬉しい。



「Because」という曲はカテゴリーとして歌謡曲とのことだが、1980年代に10代20代だった人、TVの「ザ・ベストテン」に夢中だった人は、思わず顔が綻んでしまうような楽曲だ

歌謡曲は「歌は世につれ人につれ」なカテゴリーなので、こういう歌謡曲が現れるのは正しいことだと思う。

歌手の「Soul Cry」は圧倒的な歌唱力の韓国人シンガーだ。

イケメンであるだけでなく、韓国語以外にも日本語も英語も堪能で、韓国でも日本でも多くのファンの心をつかんでいる。



ヒットというのは最終的にCDの売り上げ、DLやストリーミング配信の売り上げ、カラオケのリクエスト数などで総合的に判断されるものなので、瞬発力だけでなく、長く愛される楽曲に育てばいいな、と思っている。

もしかしたら楽天経済圏に取り込まれているかも。

作編曲家みたいに○○家とつく職業、たとえば作家とか、画家とか、料理研究家とか、演出家とか、噺家とか、などは何かを創る職業であるが、普通に個人事業主でもある。

法人にするくらいの売り上げのある方もいるが、ほとんどの人は地道に青色申告で納税し、国民年金と国保を支払い、特別な何かがあるわけでもなく、ただただ普通に生きている。

もちろん、個人事業主というくらいであるから、組織が守ってくれるわけでもなく、仕事をブラックにもグレーにもホワイトにするのも、すべて個人責任だ。

そして、大病したり事故にあったりしたら、その瞬間に収入はなくなる。

定年は無いのがいいところでもあるのだが、仕事が来なくなった時が定年であるので、それが80歳かもしれないし、明日かもしれない。

やっぱり、個人事業主は万が一のために貯金が必要であるし、できれば年収分くらい欲しいところである。

しかし、僕は貯金どころか、機材やソフトインスツルメンツやプラグインなどに費やし、ワインやウイスキーなど酒に費やし、効率の悪い凝り性な仕事のやり方をして、要領よく生きているとはとても言えない。

その日暮らしと言ってもいいだろう。

これでは3ヶ月も仕事がこ来なかったら完全に干上がってしまう。

もう57歳にもなろうというのに、これじゃまずいでしょ。



といいうことで「つみたてNISA」というものを始めた。

金融庁のサイトの引用で恐縮であるが、

「つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています」

というものだ。

iDeCo(個人型確定拠出年金)という制度もあるのだが、万が一時に引き出せないのは困るので、一応考慮はしたのだが、「つみたてNISA」に注力しようと思った。

何事も自己責任で、自分で選択し、自分で決断することに慣れているというか、それに向いた性格(集団行動が苦手とも言える)であるので、銀行の定期預金や国債購入より、投資信託は魅力的に思えた。

恥ずかしながら、自己責任という言葉に痺れるわけだ。

しかし、株やFXや先物などは、勉強と集中と時間が必要な感じで、ギャンブル嫌いだし、本業の作編曲もありがたいことにそこそこ忙しいので、そこは眼中になかった。




いろいろな投資信託を調べたりあれこれ考えるのも、それはそれでなかなか楽しい。

しかし「つみたてNISA」は定期的に積み立てることが目的であるので(非課税は魅力だが)、もちろん続けるのだが、自由に好きな時に買ったり売ったりもしたくなる性格なのが、自分でも解っていた。

大金があるわけではないので、少額で取引できなければ、それを楽しむこともできない。

なので、¥100から購入可能で、ポイントでも購入出来る楽天証券に口座を作った。

つくづく実感したのが、楽天経済圏という存在だ。

やっぱり、ポイントで投資信託を購入できるのは美味しいでしょ。

気がついたら、楽天カードに入会し、光熱費や通信費の引き落としを楽天カードで行い、買い物もできる限り楽天で購入し、せっせとポイントを貯めて投資信託を購入していた。

外出先でパソコンで仕事するために、楽天モバイルのルーターも契約した。

もう、完全に楽天経済圏に取り込まれている。




ネットスラングで、リスクがあるにもかかわらず最新の製品などを自ら進んで購入してテストする者のことを、人柱というらしい。

考えてみれば、ソフトインスツルメンツやプラグインを人柱として購入しまくっているので、人柱として楽天経済圏に取り込まれるのは、それはそれで面白いかもしれない。


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Author:Deep寿
フリーランスの作編曲家
たまにピアノ弾き

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